チャットレディの確定申告、これは経費で落とせません

所得があれば誰でも確定申告をしなければなりません。それはチャットレディも同様であり、税金の計算をするためには収入から経費を差し引く必要があります。一般的な経費の考え方として、収入を得るために出費したものが該当します。

ですから、お金を使ったら何でも該当するのではなくて、チャットレディの仕事をするためにかかった費用を考えましょう。この計上額が増えると当然のことながら税金を少なくすることができますので、曖昧なものも全て計上してしまおうと考える人が少なくありません。

経費にできるものとできないものの把握を

それではどのようなものが該当するのかというと、チャットレディですからインターネットを介して男性のお客様と楽しくお話するのが仕事です。仕事内容かが考えるとパソコンや通信費、スマートフォン代、カメラ・マイク代、光熱費は含まれますし、カメラにうつるのですから衣装代や化粧品も計上できます。

また、少しでも綺麗にいるために美容院に行ったりエステに通ったりするのも計上することができ、実際に仕事をする場所の家賃も含まれますので覚えておきましょう。気を付けなければならないのが、経費として落ちないものの内容です。

実はチャットレディでは交通費が認められていますが、それは一般的に考えられる範囲内での話です。高級車を購入して社用車のような扱いにすることはできませんので注意しなければなりません。

飲食店で支払ったお金も全て含めたいところですが、仕事と関係のない範囲内での飲食は該当しませんので、内容が分かるように逐一メモを取っておくと良いでしょう。事務所に立ち寄って帰りに食事をした場合は事務所に行くという用事があったのだから経費になるだろうと考えるかもしれませんが、これも一人での食事では接待交際費として認められません。

在宅チャットレディ確定申告のポイントは按分

家賃についての考え方ですが、基本的に仕事に使っているスペースの計上はできることになっています。ただし、仕事としている部分のみとなり、複数の部屋がある場合でも使っているスペースしか認められません。

また、賃貸ではない持ち家の場合には落とせませんので、そのあたりの取扱いには気を付けましょう。仕事用のスペース分を割合で計算して、その分を計上できる仕組みになっています。

少しでも税金を抑えるために領収書があれば何でも入れてしまいたいと考える人も多いのですが、あまりにも多すぎると怪しいと思われてしまいますので、内容をきちんとチェックして計上することが大切です。迷ったら税理士の先生に相談しましょう。

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